風水と方位術の違いや効果や関係性 〜静と動の開運術の活用法〜

風水と方位術の違いや効果や関係性

風水と並んで開運術で使われるのが、奇門遁甲や気学などの方位術。一方は静的、守りのイメージ。一方は動的、攻撃的なイメージ。両者の利点を活かし、活用することで、更なる開運効果が見込まれる!?

風水は「 静 」じっくり・徐々に・長期的。 方位術は「 動 」即効性・急激・短期的。

風水のご相談で、
引越先の方位や、旅行に行かれる際の方位など、方位についてのご相談がよくあります。

 

そこで今回は、風水と方位術の違いや関係について、お伝えさせて頂きます。

 

まず、よく言われる分類としては、
●静の開運術=守備的な開運術=風水・家相
●動の開運術=攻撃的な開運術=方位術(奇門遁甲・気学など)

この2つの方向性で異なります。

 

風水は、「静的開運術」です。
家の乱れた場所を安定するように整え、
吉方位がもし利用できたら、そこにベッドやテーブルを配置させるなど、
人が日常過ごす環境を良い場所に整え、
また更に良い場所を利用することで、じっくりと運気を高めていくのが風水です。

 

一方、奇門遁甲や気学(九星気学・九星術と呼ばれることもある)の場合は、
ある日時の吉方位・凶方位を分析して割り出し、
普段過ごす場所(=通常は家)を起点(=専門的には太極と呼ぶ)とし、
その起点からその日時に吉方位に出かけることで、吉運を得ようとする開運術です。
人が移動するので、「動的開運術」になります。

 

効果の違いについては、もちろんその他の要因次第で様々な出方があるとは思いますが、
基本的には、
●静の開運術=じっくり、徐々に、長期的に効く
●動の開運術=即効性、急激に、短期的に効く

と分けられます。

 

つまり、風水などの「静的開運術」の場合、
効果は、ゆったりと効いてきます。
良い面も悪い面も、じっくりとジワジワ効いてくるのが特徴です。
悪い家に住んだ場合、住んだ当日に病気にかかることはまずありません。
悪い家に、数か月〜数年住み続けることで、段々健康面など落ちていきます。
そこで悪化した後で、風水を改善したとしても、
悪さの元凶を直しただけですので、治る効果も少しずつです。
(※もちろん、すべて程度の差があり、早いものも遅いものもあります)

 

一方、奇門遁甲などの「動的開運術」の場合、
もし凄い大・大吉方位に旅行したとしたら、
数日後〜1・2週間後の間にラッキーな出来事が「ドカン!」と訪れるとされています。
(※出来事や良さの程度は、もちろんその人の状況によって変わります。)
イメージとしてはイベント的に訪れますので、
逆に言えば、その瞬間のチャンスを逃してしまうと、
「後ろ髪のないチャンスの女神」同様、あとは居なくなってしまいます。
一瞬・一回のラッキー、アンラッキーが訪れるのが方位術の特性です。

 

これらの違いは、イメージにすると、
●静的開運術=食事療法
●動的開運術=薬の投与、緊急手術

のような違いがあります。

 

例えば、日頃の食生活の不摂生で、体重が150kgになった場合、
食事を徐々に減らし、
1年かけて元の100kg以下の体重に戻して行こうとするのが「静的開運術」です。
例えを変えれば、枯れかかった花を、日当たりの良い場所に移動してあげ、
今後は枯らさないよう、毎日水やりを行う、そんなイメージでしょうか。

 

一方、もし150kgを超えた人が、急な心臓発作で胸の苦しみを訴え出した場合、
1年かけての食事療法などやっている場合ではなく、緊急性が伴います。
そんなときには、多少劇薬だろうと傷が残ろうと、手術をしないといけません。
そんな手術的なものが、「動的開運術」になります。
でも、太っていることには変わりがないですので、根本解決にはなっていません。
花で言ったら、土を入れ替える、農薬を散布するなどでしょうか。
でも、育て方は変わっていないので、また土の栄養が無くなったら、元に戻ります。

 

また、例えば飲食店などのお店の場合は、どうなるでしょう?

 

「静的開運術」の場合は、それを行うことで、
そこにいる店員さんやお客さんの居心地が良くなり、お店の接客が変わり、
コックさんの気持ちが前向きになることで、料理の味が美味しくなり、
集客のアイデアも、悪かったものが良いアイデアが浮かぶようになっていき、
その結果、徐々に徐々に、売り上げが上がっていきます。
長い道のりを得て売り上げを上げた分、その安定感は抜群ですので、
その効果としても、長く続いていくことができます。

 

「動的開運術」の場合は、どちらかというと一発勝負ですので、
お店がテレビや雑誌で取り上げられた!
その結果、数週間は、その雑誌を見たお客がやってきてくれた!
でも・・・次の雑誌や別のニュースが流行ったら、そのお客はその店を忘れてしまう・・・。
という、ちょっと悲しい効果になります。

 

ですので、理想としては、
「1」に風水で、じっくりと安定的な運気の底上げを行う。
「2」に方位術で、底上げしたところで、イベントを企て、吉を呼び出す。

こんな流れが理想です。

 

そうすれば、
「1」でお店の味や接客は良くなったわけなので、落ちることは少なく安定します。
そして、「2」のイベントで呼んだお客さんが、来て下さり、
もし味や接客が良ければ、
そのイベントのお客さんは「また来てみよう〜」と思ってくれますので、
結果、イベントで来たお客さんまでが固定客になってくれる。
という、理想的な流れが出来上がります。

 

 

ですので、まずは風水でじっくり運気調整を計りましょう!
そして、「どこかに旅行などしたいなぁ〜」と思った際には、
奇門遁甲や気学など、楽しみながら方位術を活用してみると良いと思います。

 

 

 

 

 

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