今回も、ちょっとした家財道具が家を壊すケースをご紹介します。
先日、以前に風水調整したお宅で、とある問題が起こりました。
この方とは、自宅＆オフィスと継続的にお付き合いしている関係上、
何か問題が起こると都度都度ご相談を頂きます。
そこで、「自宅や人の運気状態が今どうなっているか？」と、遠隔チェックしたところ、
個人の運気も、ご自宅の風水の状態も、乱れていることが分かりました。
個人の運気が乱れた原因は、別に原因（＝生霊でした・・・（汗））があったのですが、
自宅の方は、明らかに何かが物理的に気を乱しているように感じられます。
そこで、お客様からのご依頼もあり、再度ご訪問してその乱す原因を探すことになりました。
家を拝見したかぎりでは、
過去に仕掛けた「調整＆開運グッズ」は、ちゃんとそのままの状態になっているので、
それが外れた・無くなったという理由ではありません・・・。
その後、いろいろと宅内を見回していて、フッと目に留まったのは、
家の中心付近のタンス上部に、折りたたまれて置かれていた段ボールでした。
（※イメージ：このような感じで、タンスからはみ出す形で段ボールが乗っていました。）
「もしかして？これが原因？？」と思い、その段ボールをタンスの上から撤去してみます。
すると、今まで止まっていた宅内のエネルギーが動き出すのを感じ、
家の運気をチェックしてみても、全ての運が正常に回復するのが分かりました。
この現象は、結局ですが、
前回の暖簾（のれん）のケースにも似ており、
段ボールを横向きにはみ出す形で置いていたため、横向きに空間が切られたのが原因です。
（※イメージとしては、ドラゴンボール・クリリンの気円斬！！）
・・・分からなかったら画像検索してください（笑）
特に今回問題だったのは、その置かれた場所が「家の中心」だったということ！！！
家の中心は、宅内を動かす根底の場所であり、家の中枢機関です。
風水調整では、その中心に、見えない「気の大黒柱」を作り出します。
それで、家に運気が巡るようになり、各運気が稼動していきます！
今回は、そんな中枢機能を段ボールで切断されたわけですから、
それだけで家の開運力がストップしてしまうのも頷けます。
よって、その段ボールを撤去しただけで、ほとんどの家の調整というのは完了してしまい・・・
折角の機会なので、
あとは去年行わなかった最新調整法をプラスアルファし、再調整は終了した次第であります。
これは段ボールではないですが、上記と似たようなケースもあります。
例えば、とあるオフィスの事例だったのですが、
ここも、中心付近の本棚に並べられている書類の置き方が問題でした。
奥行きが２５ｃｍちょっとの棚に、Ａ４サイズの書類が縦向きに寝かされていました。
Ａ４書類の縦の長さは、２９．７ｃｍなので、数ｃｍはみ出る形になります。
（※イメージ：極端に置くと、こんな感じにはみだしていました。）
ただ、空間の気というのは、こんなちょっとしたことだけでも変化を受けます。
（※普通は、そもそも家やオフィスが全体的に乱れているので、その悪さに気付きませんが。）
ただもちろん、この乱れだけで、大きな運気低下の影響力はないですが、
折角運気を巡るようにしたオフィスの、よりによって「中心」を切り裂いてしまうと、
さすがに「大黒柱」が破壊（＝カット）されます。
結果、宅内に違和感や、運気低下の問題が起こるのは当然の話となってしまいます。
もちろん中心以外のケースでも、また細い本や書類だけでなく、
例えば、タンス上部の、幅的に乗せきれずに、はみ出たかたちの「収納ケース」！
これも、家の気を乱す原因になっていた事例もあります。
ですので、「はみ出す」「出っ張る」ということは、極力控えることをおススメ致します！！
また、これはたまたま昨日の話でもあるのですが、
ある家の風水調整に行ってきて、見かけたパターンです。
いつもどおり、家の乱れを改善させ、運気向上の調整を図ります。
3時間ほど、各処に調整を行い、「家の風水運気」はほとんど整いました。
これで開運していく家になってくれます。
ただ・・・、「家から受ける個人（＝クライアント）の運気」を調べて見ると、
全くと言っていいほど、運気が上がってこなく、「あれっ？？」という状況になりました。
たいていこのようなパターンというのは、
その人に影響を与える方位が、まだ改善しきれていない時に起こる現象です。
人に連動する方位というのは、大きく分けて各個人で２方位あるのですが、
この人の場合は、お風呂場付近とデスク＆パソコン付近でした。
お風呂場付近は、水・換気扇・棒・床下配管などの問題はすでに改善させているので、
ここが原因ではありません。
残すは、デスク＆パソコン付近です！
ただ、パソコン近くの電磁波も改善しています・・・。
床下も、横壁も、デスクの上も、特に問題ありませんでした。
で、その付近の状況を見渡してみると、
蓋の開いた段ボール箱がフッと置かれており、その中に本が数冊入っていました。
（※イメージ：こんな感じに、蓋が開いていました。）
お聞きすると、どうやら今後処分する本をこの箱に集めていたそうです。
そこで「もしかして？」と思い、段ボールを移動させると、その方位の気が整いました。
結果、「個人の運気」もそれだけで改善した次第です。
この現象は、「空気溜まり」が原因でして、
蓋を開けていると、そこに空気が流入します。
ただ、出口がないため、そこに入った空気は逃げ場を失い、段ボール内で淀んだ空気に変わります。
それが、「空気溜まり」という現象です。
これは、「地理風水（良い土地を探す風水）」的な見方で言うと、
「坂の下」や「○○谷」と呼ばれるような周辺より低い場所に起こる現象と似ています。
よく、「谷がつく場所には住まない方が良いよ～」と言われたりもしますが、
結局、こういう土地では、風の流れが滞りがちになり、空気が淀みやすくなります。
そうすると、住んでいても、「何か家の周りがモワ～ンとする・マッタリする」という印象を受け、
精神的にも、「覇気・元気が湧かない」という状態に繋がってきます。
それのミニチュア版・家庭内版が、この段ボールの置き方となるわけです。
この段ボールの場合は、改善は簡単です！
単純に蓋を閉めて、空気の流入を遮断しさえすれば、中の圧力は一定になるので、
それだけで問題は改善されます！
また、蓋がないなら、布などでカバーを掛けてあげれば大丈夫ですし、
逆に、本がぎゅうぎゅうに入っていれば、そもそも空気が入るスペースがないので、
問題自体が起こらないです。
ですので、この家で行った処置も、蓋を閉めて元の位置に戻しただけです。（笑）
それだけで、問題は改善されました！！
・・・・・・・・・・・・
今回の事例は、以上となります。
なお、よく風水本を読んでいると、
「段ボールは邪気を集め、家の気を乱すので即捨てるべき」と書かれた本が、あったりします。
ただ、それは嘘・・・というか、本質的な話ではなく、
段ボール自体には害はないですし、邪気を集め、運気を低下させる働きというのは起こりません。
（※もちろん畳の上とかに置きっぱなしだと、ダニなどの温床になるのでご注意ですが！）
ただ、上記ケースのように、
棚からはみ出す形で折りたたんで保管されていたり、
中がガラガラなのに、蓋を開けっ放しで置いておくのは、
風水空間に「歪み」「乱れ」を与えますので、空間上、「気」の世界で問題を起こします。
ですので、段ボール・ガラクタ・いらない物自体が悪い訳ではなく、
全ては形、置き方、また置き場所次第で、問題につながるだけですよ！というお話でした。
以上、参考にしてみてください。
Ｐ．Ｓ．
新居へのお引越しが決まった際、せっかくだからより良い生活をスタートさせるため、
風水鑑定＆調整をご依頼頂くお客様というのも、多いです。
その際、「風水で来てもらう時期は、引越前と引越後のいつ頃が最適ですか？」
というご質問を、よく頂きます。
この場合、回答としては、
「調整は、あらかた段ボール等が片付く2･3週間後～1ヶ月後ぐらいが理想的です。」
とお伝えしています。
家の風水を壊す犯人の半分は、お客様が持ち込んだ家具・家電が原因です。
その置き方だったり、その置き場所だったり、その形だったり、が気を乱すわけです。
風水調整では、家の間取りだけでなく家具・家電も含め、調整します。
よって、家具のない真っ新な家を調整するよりも、
家具搬入後がお客様的にもお得になると考えています。
（※真っ新な家を調整しても、その後また家具を入れて、風水を壊してしまうので・・・。）
また、さすがに引越し直後ですと、
今回のテーマでもある段ボールなどが散乱していることが多いです。
そうすると当然、家の気が無駄に乱れていることもありますし、
家具の置場・配置が大幅に変わることが今後もあると思います。
そうすると、また折角の調整が勿体ない話にも繋がりますので、
なるべくでしたら、段ボールがある程度片付いた頃を目安に、ご連絡頂ければ幸いです。
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