引越先や購入する物件が気になる方のために、
「土地や建物の事前物件判断」という項目を設けています。
そのため、依頼でたまに、
競売物件・差押え物件の風水を鑑定してほしいという依頼を頂くことがあります。
依頼をされる方は、この物件のご購入を検討されている方です。
競売になっている時点で、ちょっと縁起が悪そうですが・・・、
普通の物件を買うよりも、ある程度、安く購入できますので、
買う？買わない？は、そのお客様の考え方次第ではありますね。
ただ、あまりにも風水的に悪い場合には、購入は見送ろうかな！？というスタンスのようです。
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今までこの競売物件・差押え物件を風水的に拝見してきた経験上ですが、
財運で大事な場所が、水回りや階段などになっていたり・・・・と、
やはり、風水的に悪い物件の方が、比重としては多いようには感じています。
ただ、競売物件だからと言って、一概に全てが悪い訳ではありませんでした。
中には、まあまあかな！？と思える物件も、ちらほら数的にもありました。
その場合には、相談者さんには「ＯＫ！」のお返事をしております。
これは、逆に普通に考えたら当たり前かもしれませんが、
競売になってしまったとは言え、仮にも１０年以上、普通に商売したり、暮らせていた物件です。
もちろんその間は、いろいろと問題は抱えていたでしょうが・・・。
ただ本当に最悪の物件ばかりだったら、１～２年で、一家離散・倒産してるはずですものね～。
ですから、「 競売 ＝ 悪い風水 」 ではなく、
「 競売 ＝ 悪い風水の確率が、普通よりも高い 」というのが、私なりの現在の答えです。
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先日、拝見した競売物件についてです。
この物件の元の所有者の生年月日などは分かりませんので、個人的な運気は分かりません。
もしかしたら、経営者さんの運勢が悪かったのかもしれません。
お店だったので、業界的な問題や土地柄の問題、マーケティング的な問題など、
実際には、風水以外にチェックしないといけない部分もあると思います。
ただ、風水的に言えることとしては、
この建物が建った当初は、金運的に恵まれていた物件だということでした。
店内のレイアウト配置も、金運的には上々の配置をしていました。
ただ、ある時期を過ぎてから、この金運の流れが一転したようです。
最悪とまでは行かないまでも、普通ぐらいの物件になった感じです。
じつは建物の風水は、人の運勢と同じように、常に同じとは限りません。
玄空飛星風水の考え方では、
大きな流れは、１９８４年・２００４年・２０２４年・・・・と、２０年単位で変わる時期が存在します。
そのため、この時期を境に、悪くなる物件はあります。
逆に、この時期を境に、良くなる物件もあります。
この物件の競売資料を拝見してみると、
面白いことに、最初に差押えになった時期が、２００４年の１０月と、
ちょうど運氣の流れと一致していました。
この最初の差押え自体は、何とか解除できたようなのですが、
いろいろと問題が続き、今年、力尽き、競売になってしまったようです。
そう考えると、当初は金運に恵まれるという追い風を受けて商売したものだから、
それが当たり前だと感じてしまい、
逆に、２００４年に追い風が無くなったことで、自力だけで頑張らなくてはいけなくなったわけです。
風水を最高にしただけで、お店の売り上げが最高潮になる訳ではありません。
風水は、その人・その会社・その店の売り上げに、フォローする風を吹かせているだけです。
逆に、悪い風水は、逆風を吹かせていることにもなりますが。
本来、一番肝心なのは、自分自身の実力です。
お店で言ったら、サービス・味・時代性・マーケティングなどの面が、一番大事です。
そこがしっかりしていれば、安易なことで潰れてしまうことはありません。
そして、その本来の実力あるものが、ある時、追い風である吉運の流れを得たとき、
大成功するという流れに繋がるのです。
人間は誰しも、追い風ばかりで暮らしていると、それが自分の実力だと勘違いしてしまいます。
追い風は一時的なもの。
追い風が止み、逆風になったとき・・・、人生を一転させてしまう出来事が起こるかもしれません。
ですので、追い風ばかりに頼らず、実力を磨くよう努力するのが第一ですね。
それプラス、もし選べるなら、風水的な追い風を探すと、更に吉になる！というスタンスで、
風水的な「土地や建物の事前物件判断」を利用してもらえたらな～と思います。
どうせ住むなら、風水的に良い場所に住めるに越したことはないですからね！
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