お風呂の水を貯めておくなら、蓋は必ず閉めるようにしよう!

お風呂の水を貯めておくなら、蓋は必ず閉めるようにしよう!

風水では、水の影響力というのは強いです。現代の一般家庭では、トイレ・風呂・洗面・キッチンなど水場が家の中にあるので、間取りによっては水の悪影響を受ける家もあります。また最近では、ペットボトルやウォーターサーバーも水としての影響を与えます。この水の影響、特に動きの止まった水からの影響について、お伝えさせて頂きます。

水は本来、流れてこそ水!溜まった水は家に悪影響をもたらしてしまう・・・。

様々な鑑定先を拝見していると、お風呂にお湯(水)を張りっぱなしにしているお宅を見かけます。

 

もちろん、その理由はご家庭ごとに様々で、
2日に渡ってお風呂として利用するための人、翌朝の洗濯用に残しておくための人、
また、3・11東日本大震災以降、いざという時の備えという意味で、
使っていない綺麗なお水を、浴槽に保存しているという危機意識の高い人など、
様々な方がいらっしゃいます。

 

では、この水を溜めておくということは、風水的にはどうなのでしょうか!?

 

水には、流水と止水の2種類がある!

 

風水的には、水は状態によって2種類あると考えています。

 

それは、「 流水 」「 止水 」

 

流水というのは、読んで字のごとく、流れている水のことです。
つまりは川や海など、動き続けている水を表します。

 

古来より、川や海は経済を支える船の交易に利用されていましたので、
川や海の近くは、もちろん地形にも寄りますが、当然発展しやすい場所と考えられてきました。

 

また、人の往来が盛んという考え方から、現代では道路や駅(電車)も一種の川として捉え、
そこに近い方が、気を受けやすいので経済的に発展できると考えたりもします。

 

そのイメージから、「家の中に川(=流水)を置けば金運アップする!?」と考え、
金運アップ目的で、水槽やアクアライトを設置させる風水師さんも多々いらっしゃいます。
ただこの場合は、動いていないと流水にはなりませんので、
魚を飼ったり、電動式ポンプで水を循環させることで、水を動かし流水を作り出す必要があります。
(※水槽での開運処置は、危険も伴うため、私の風水調整では現在利用していません。)

 

とりあえず、これが流水の使われ方というか、考え方です!

 

一方、止水というのは止まった水で、あまり動きのない水のことを表します。
池や湖になると、魚や風の影響もあるので、やや流水寄りの止水なのかな!?と微妙なところですが、
水溜まりや、利用されなくなった古井戸、流れがほとんど止まった溝川、などは止水と考えられます。

 

また家の中で言うと、お風呂場に溜めている残り湯や、トイレの溜まり水、
どの家にも当たり前のようにあるペットボトルやウォーターサーバーも、止水になります。

 

で、どちらの水の方が安全で、どちらの水の方が悪いのか!?というと・・・・
水自体が宅内の気を悪くさせることが多いので、どちらも吉ではないですが・・・・。
どちらかと言うと、流水の方が安全で、止水の方が風水的には悪くさせる働きが強いです。

 

と言うのも、水というのは本来、流れてこそ水です!
流動的に動き続けることがその本分であり、
人間も70%は水分で出来ていると言われますが、血液も流れてこそ良い働きがあるわけです。
流れが止まってしまったら、そこには滞りが生まれ、細胞を悪くしてしまいます。

 

よって、止水の方が注意したい水であると考えられます。

 

止水の悪影響を止めるには!?

 

そんな止水ですが、現代人としての生活をおくる上では、
どうしても切り離すことができない存在ではあります。

 

ペットボトルやウォーターサーバーのストックを家に保管しておくこと、
また厳密に言うと、洗い物に水を溜めて放置しておくのさえ、
本来なら良くはないけど、現代的にはしょうがない・・・という状況ではあります。

 

ただ、基本的には、
止水というのは、空気の流れを遮断し、密閉してしまえばその問題の多くは遮断されます。

 

お湯が循環するタイプの床暖房が常時悪さをしないのも、その中は真空だからで、
たとえば、コップに入れた水なども、容器に蓋をしてみると、悪さの大半は収まります。

 

これと同じ原理で、お風呂場の水やトイレの水なども、
多少隙間はありますが、なるべく蓋をし、水気が浮上してくるのを抑えてあげると、
止水の悪影響が大分少なくなって、運気が向上しやすくなります。

 

ですので、お風呂のお湯を溜めて残しておくことは構わないですが、
もし残しておくなら、なるべくなら蓋を閉めておくように心掛けましょう!

 

間取りによっては、止水を置くと風水を完全に悪くさせる場所がある!

 

ただし、さすがにこれは止水の影響を完璧に抑えられるわけではないので、
家の間取りによっては、溜めておくこと自体を避けてほしい家もあります。

 

その間取りというのは、このコラムでもたびたび出てくるので皆さんご存知かも知れませんが、
家で一番大事な、「 中心 」「 坐 」「 向 」のあるセンターライン上と、
あとは宅内に運気を運んでくれる「 玄関 」付近になります。

 

過去の鑑定でも、やはり家のセンターラインにお風呂場がある場合、
お湯を溜めている状態だと、家そのものの運気の低下が激しくなっていました。
その家でも、お湯を抜くと運気が大分改善されるので、
(※床下に配管が通っているので、完璧には改善されないです。)
やはりこのような間取りに住む人の場合には、
風呂の時間はしょうがないとして、極力、お湯を溜めておくのは控えるようにすると良いでしょう。
(※実際の現地での風水調整では、
お湯を溜めておいても大丈夫な特殊な改善処置を行うので、お湯を溜めてもOKにします。)

 

また同様に、ペットボトルやウォーターサーバーも止水の一種ですから、
蓋がしてあっても、透明部分から水気の影響が多少漏れ出てしまいます。
ですので、上記場所に置いてしまうと、やはり家の運気を根本的に低下させてしまいます。
よって、保管場所を移せるなら、なるべく移動させるよう心掛けてください。

 

またまた、過去に数件あった事例ですが、
家のちょうど、ど真ん中に、キッチンシンクが位置している家というのもありました。
このような家の場合、家の中心が水回りになるので、洗い物をするたびに宅運が低下します。
ただ、もう住んでしまっているので、一時的な水洗いはしょうがないですが、
キッチンシンクに洗い物を溜めて放置しておくと、
実はその間もずっと、家の運気が低下し続けるということに繋がってしまいます。

 

もちろん風水調整では、仕事ですのでそれでも大丈夫に改善させるのですが、(汗)
一般的には、このような位置にシンクがある場合には、
洗い物は溜めておかず、すぐに洗ってしまうように心掛けた方が宜しいかと思います。

 

また、最近身体や運気が調子悪いなぁ〜・・・・という方の場合、
もしかしたら上記ポイントの他で、個人的に連動する方位に、
止水であるペットボトルの山を段ボール単位で置いているケースもあり得ます。

 

その場合には、試しに位置を変えてみるなどして、
身体や運気の状況変化を実験&観察してみるのも、アリかな!?と思います。

 

 

ということで、家の運気を一番落としやすいのは止水ですので、
止水の位置には、十分お気を付けください!

 

 

 

 

 

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