斜め天井・斜め玄関・斜めタタキ、「斜め」は意外と風水を弱くする!

斜め天井・斜め玄関・斜めタタキ、「斜め」は意外と風水を弱くする!

風水は間取り図だけで判断できるものではなく、天井の角度なども研究していく必要があります。家が正方形の形であれば、特に問題ないですが、斜めの天井・斜めの壁・斜めのタタキというのは、意外と空間を乱す力があったりします。今回は、そんな斜め空間について、書いてみました。

普通の正方形の構造が、本来は安定しやすい家を造るコツ!

家を建てる場合、また引越先を検討する場合、
なるべくなら風水的に安定した間取りを選ぶことが望ましいです。
一風変わったデザイナー物件などを選んでしまうと、
オリジナリティーはあって良いのでしょうが、
その室内空間に居て、居心地が悪いというか・・・三半規管が変になってくるというか・・・、
そんな感じを受ける場合もあったりします。

 

また運気的にも、
家の間取りが安定していれば、土地や周辺環境の状態が多少悪かったとしても大丈夫です。
悪影響に耐えられる強い家ですので、大きな悪さが現象化されるということは少なくなります。
逆に、家の間取りが不安定で、なおかつ乱れた土地に住んでいると、
それはダイレクトで周辺環境の悪影響を受けますので、ご注意を・・・。

 

このような風水的に安定した間取りの家というのは、
以前にも下記ページでお伝えした「 中心(=太極) 」「 向 」「 坐 」がしっかりした家ですが、
http://fusui-kantei.com/column/madori.html
今回は、別の意味で家の力を弱めてしまうポイントを、お伝えさせて頂きます。

 

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家は、普通に「正方形」「垂直」「平行」「90°」の形が、基本一番しっかり安定します。
・・・なのですが、土地の形状的問題、日照権の問題、
また、あえてデザイン的に変わった造りにするなどの問題で、
少々、家の運気を弱めてしまう傾向にあるのが、
今回のテーマである「 斜め物件 」というものです。

 

◆ 斜め天井

 

斜めの天井というのは、一軒家の2Fや3Fで、よく見かける天井パターンです。
昔からある三角屋根では、結構多いケースですし、
建築制限上、やむなく家の一部を斜め天井にせざるを得ないケースもありますが、
斜め天井というのは、少々その空間を弱くする働きがあります。

 

斜め天井の場合、特に斜めの下方(低い側)の空間が不安定になります。
これは気圧や空気の流れが原因なのですが、
斜めの上側よりも下側に、変な空気の歪みが発生しやすくなります。

 

そのため、下方付近をベッド、特に頭の位置にされていたり、勉強机が配置されていると、
安眠しにくい、勉強していても集中できないという状況になりやすくなります。
また、その方位を利用していなかったとしても、
その方位と連動する運気を持った人にとっては、
健康運・社会運などの運気低下が起こりやすくなるケースもあります。

 

また、斜め天井で一番家が弱くなるのは、
家の肝心・要なセンターラインである「中心」「向」「坐」が斜め天井だった場合。
その場合、金運・財運・健康運全般で運気が弱くなる傾向にあるので、
最低限、この「中心」「向」「坐」だけでも、斜めではなく水平天井であることが望ましいです。

 

それと、これは風水鑑定で拝見してきた中でもレアケースですが、
「 神社の御札 」を斜め天井の真下に飾っている場合!
やはりその場合ですと、「 神様守護力 」が、やや弱くなる傾向がありました。
現実的に、その家に神様が住んでいるわけではないですが、
神様とつながるポイントである「 御札 」のある空間が歪んでいると、
それは神様との間で電波障害が起こっているようなもの。
神様と交流しにくくなってしまいますので、できることなら違う場所に飾ってあげることが望まれます。

 

◆ 斜め玄関

 

続いてあるのは、「 玄関のある壁の角度 」や「 扉自体 」が、家と斜めになっているケース。

 

普通の理想的な家の形というのは、
下記画像のように、四角形の形をしているので、当然、家の「向」と「坐」は平行になります。
斜め天井風水
このような場合なら、「中心」や「向」のエネルギーは「坐」に真っ直ぐ伝わり、
また「中心」や「坐」のエネルギーも「向」に真っ直ぐ伝わります。
よって、しっかりした「中心」「向」「坐」のセンターラインが形成され、家が強く安定します。

 

ところが、家の全体的な形が斜めになっていたりすると、
下記画像のように、「向」と「坐」が水平の関係ではなくなります。
斜め天井風水
結果、「坐」は中心から生み出された力を垂直に正しく受け止めることができなくなり、
「坐」の安定感が失われます。
「坐」というのは、家の財運(お金を貯める力)、健康運、家庭和合運を表す場所ですので、
こうした形になるだけで、上記の運気が、いささか弱まる傾向があります。

 

また、このような角度の問題を、更に大きくしていくと、
いわゆる「 三角形の家 」という構造になっていきます。
斜め天井風水
よく「三角形の家は運気が悪い 」と言われますが、
この理由は、上記と同じ「坐」が安定しないことが原因です。

 

また、こちらは特殊なケースとして、玄関扉だけが斜めになるパターン。
たまに飲食店などで見かけたことがあるのではないでしょうか!?
斜め天井風水
そもそも、家の「坐向ライン」というのは、玄関扉の向きで決められます。
そのため、家の形自体は前後平行の四角形だったとしても、
玄関の扉を斜めにしてしまうと、「坐向ライン」も自然と斜めに傾きます。

 

稀に、「 玄空飛星法 」を主として使う風水師さんが取り入れる手法として・・・
運気が入る入口である玄関に、吉星が巡っていない場合、
家全部は改装できないから、
玄関扉だけを斜めに改装し、吉星の巡りを変え、玄関の運気を上げる!
という手法を取り入れる風水師さんがいらっしゃいます。

 

ただこの手法というのは、玄関自体の運気は上がるのでしょうが・・・、
そもそもの家の安定を司る「坐」を、不安定にさせてしまうというマイナス要素が、必然的に出てきます。

 

ですので、「木を見て森を見ず」というか、長期的にはマイナスに働いてしまうので、
あまりおススメできない手法だと、個人的には思っております。

 

◆ 斜めタタキ

 

玄関入って靴を脱ぎ、素足で上がるステップのところ、通常、タタキとか土間と呼ばれる場所。
ここの角度が家と斜めになっているのも、
運気を逃しやすい造りだということが、様々な家を鑑定していて分かってきた事柄です。

 

調べている限りでは、「人間関係運」や「引き立て運」などの項目で弱くなるケースが多く、
風水調整で改善させると、家の中に気が流れやすくなるという感覚は得ています。
(まだ詳しくは研究中ですが)

 

なおこの斜めタタキの悪影響は、タタキの高低差が高ければ高いほど影響力は強くなります。
玄関面とリビング面で高さに差がない場合は、あまり影響を受けず、
昔ながらの家にあるような高低差が激しいタタキの場合は、やはり影響力は強いように感じます。

 

とりあえず、玄関タタキの研究については、まだたくさんの検証が必要なのですが、
「現段階での手応え的に、こんな感じかな!?」というのをお伝えさせて頂きました。

 

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これら「 斜め 」の改善策ですが、
「 斜め天井 」の場合は、
天井・下方付近にクリスタルボール(=サンキャッチャー)のような気を乱反射させる物を吊るせば、
だいたい改善できたりします。
(本来は、ピンポイントで効く位置があるので、まずは置いて良い感じがする場所に吊るしてください)
ちょっとした空気の歪みが原因ですので、拡散させれば良くなります。

 

ただし、「坐」「向」「中心」が斜め天井の場合は、クリスタルボールでは改善できません。
家の中心ラインがそもそも論で弱くなっているので、
クリスタルボールで拡散させると更に弱くなってしまいます。
また、「 坐&向の角度が平行でない場合 」や「 斜めタタキの場合 」も同様で、
これらは改善場所も更にポイント的に調べていく必要があり、
ここで変に記載してしまうと誤解を招くので、記載は控えさせて頂きます。
(申し訳ありませんが、ご了承を・・・)
(家の気を判断しながらの、数cm単位での微妙な調整が必要です)

 

なお、この記事を読まれると、
「我が家は大丈夫・・・!?」とすぐに心配される人もいらっしゃると思いますが、
家に斜めがあるだけで、即、家運が壊滅するわけではありません。
斜め天井でも斜め玄関でも、普通に平和に過ごされるお店やご家庭は山ほどありますので、
家を弱める風水の一例とお考え頂ければと思います。

 

全ては、家全体の総合評価で決まりますので!

 

 

とりあえずは、今後これから家を建てよう!引越先を探そう!・・・とご検討されている方は、
このような斜めにも気を使われて、新居探しをして頂ければと思います。

 

 

 

 

 

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