出張風水鑑定では、
家の風水調整だけでなく、個人の運気を整えるという作業も行います。
また場合によっては、パワーストーンや身体の「浄化法」などなどをお伝えすることもあったりします。
この「 邪気・浄化 」の問題ですが、お客様とお話していると、
結構ある誤解として、「 トイレ浄化 」の誤解が多いように感じます。
市販の風水本では、
「 トイレは不潔で不浄な場所なので、邪気を浄化しないといけない！ 」と云われています。
確かに、トイレは便を落とす場所ですので、不潔・不衛生にするのは問題です。
ただ、現代のトイレはそれだけです。
あるのは、汚物が原因のウィルス・菌と、水回りの問題だけで、
邪気・殺気があるわけではありません。
普通に衛生的に掃除さえして頂ければ、基本的な問題は起こりません。
鑑定でご訪問すると、
トイレの浄化や運気アップに、
「八角形の鏡」や「八角形の風水画」などをトイレに飾っているケースもありましたが、
逆に、上記のモノを撤去して頂いた方が、トイレ内の気は整いました！
原因が違うので、八角鏡で、菌が消えてくれることはまずありません。
また、トイレの「盛り塩」も、トイレの水気を吸ってしまって逆に悪く働くケースが多いです。
一日二日ではそこまで悪くならないですが、
一週間とか一ヶ月とか、同じものをずっと放置していると、水気を吸い取りかなり悪く働きます。
頻繁に取り換えられないのなら、置かない方が良いので、
盛り塩をトイレに置いていたお宅では、ほぼ１００％撤去して頂いていた記憶があります。
それから、前回お伝えした「サンキャッチャー」「クリスタルボール」も、
試しにトイレに置いて飾って実験をしましたが、全く効果はありませんでした。
ただし、これについては、過去に一軒だけ有効だったお宅はあります。
それは「汲み取り式トイレ（通称：ぼっとんトイレ）」の場合。
トイレの蓋自体は閉めてありましたが、さすがに汲み取り式になると、不浄な気は残るようで、
この場合のみは、「クリスタルボール」をあるポイントに置いたらトイレ空間が改善されました。
ですが、今どき日本の９９％近くの家は水洗トイレだと思いますので・・・、
もしこのパターンのトイレを今でも利用されているなら、試してみるのはアリだと思います。
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このような事例・実験で考える限りでは、
確かに昔ながらのトイレは、不浄な場所、汚れた場所、だったのだと思います。
なので、家の外にもあったわけで。
そんな不浄なトイレが家の中にあり、なお且つ重要な方位に存在していたら、
それは健康面や運気面で、マイナスに働いていたことでしょう。
ただ現代のトイレは、そこまで不浄な場所ではないので、
ラベンダー色にしなくても、八角鏡を飾らなくても、悪くなることはありません。
また、「 窓のあるなし 」も特に問題ではないので、
普通に換気扇回しとお掃除さえ心掛けて頂ければ、衛生面での問題は起こらないでしょう。
（※窓がないのが問題だったら、今頃、都心のマンションは全滅です！）
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ただし、トイレについては一点！
「 水回り 」「 水が動く 」という問題は依然として残ります。
「 水 」が室内で動き、流れ去るということは、
たしかに動いた時に、その方位の気が安定しなくなり、弱くなるという作用はあります。
ですので、各お宅の大事なポイント、大事な方位、にトイレがある場合には、
やはり別途、風水の改善は必要なので、
「 たかがトイレ、されどトイレ 」です！
トイレに限らず、水回りの位置や方位は、現代でも慎重に考えていきましょう。
とりあえず今回は、「 浄化面 」でのお話でした。
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