風水の種類について 〜地理風水・陰宅風水・陽宅風水〜

風水の種類について  〜 地理風水・陰宅風水・陽宅風水 〜

風水の考え方としてある、「 地理風水 」「 陰宅風水 」「 陽宅風水 」のそれぞれを解説。地理風水が元としてあり、現代で実用的なのは陽宅風水。陰宅風水は、現代ではほとんど使えない技法である。

風水の種類には
「 地理風水 」・「 陰宅風水 」・「 陽宅風水 」の3種類があります。

「 地理風水 」

地理風水

★ 大地の地形を判断する風水

 

元々の風水は、この「地理風水」から始まりました。
古代の風水師たちは、皇帝の命を受け、
国家が長く繁栄する土地を探すこととなります。
そのために、最も重視されたのが、山と川の地形です。
都の背後に高い山、左右に小高い丘、前方に広がる平地や河川、
これらがそろう場所を、「四神相応の地」と呼び、
風水上、最も素晴らしい場所だと考えました。

 

我が日本においても、この風水の技法は古くから取り入れられ、
藤原京・平城京・平安京・恭仁京、また日光東照宮などは、風水を利用して造られたと云われています。
風水の良い場所は長く繁栄するため、東京・大阪・名古屋など栄える場所は、やはり風水が良いです。
天皇陛下が住む皇居は、風水上、最も良い場所と考えられています。


「 陰宅風水 」

陰宅風水

★ 死者(陰者)の家、つまりお墓を判断する風水

 

その家に死者が出た場合、、
風水的に良い土地に墓を造り、埋葬させていました。
風水上の良適地に祖先を埋葬することで、
同じ遺伝子を持つ子孫たちに、
未来永劫効果があると考えたからです。
明王朝の開祖である朱元璋は、
彼の祖父が風水師に大金を支払い、
最高の陰宅の地を探させた結果生まれてきたと云われています。

 

中国では未だに盛んな「 陰宅風水 」ですが、我が日本では、ほとんど利用されていません。
それは第一に、日本では、お寺や霊園に埋葬されてしまうため、
自由な場所に墓を造ることが不可能だからです。
また第二に、日本では土葬ではなく火葬にしてしまうからです。
これに関しては、風水師の間でも賛否両論ありますが、
遺体ではなく灰になってしまっては、効果は少ないと考えられます。
よって、私もお墓のご相談には応じておりません・・・。


「 陽宅風水 」

陽宅風水

★ 我々、生きている人(陽者)の住まいを判断する風水

 

近年の風水ブームで一躍有名になったのが、
この「陽宅風水」です。
この考え方を活かすことで、
住宅だけでなく、店舗やオフィスの風水も改善されます。
特徴で挙げられるのは、そこに住む人との相性を大切にすること、
そして、インテリアの配置や色などで
調整することが可能なことです。
より完璧な「陽宅風水」を目指す場合は、
建設前から玄関や寝室などの配置を考えた方が良いですが、
現状からでも、充分改善は可能です。
また、この「陽宅風水」では、時代の変化が顕著に現れます。
時代の変化によって、以前良かった家が急に悪くなるなど、そういう変化も考えられます。
私の鑑定する風水は、この「陽宅風水」になります。

 

 

 

 

 

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